銀行ローンを上手に使いこなそう

銀行ローンを上手に使いこなそう

みなさんは「ローン」と聞いてどのようなイメージをお持ちになるでしょうか?

「ローンってつまり借金のことでしょう、いいイメージはないですね」
「怖い取り立て、ローン地獄、悪いイメージばっかり」

このようにマイナスのイメージをたくさんの方が持たれると思います。
しかし、日常生活で多くの方がローンを利用されているのもまた事実です。

ローンを利用することで、どうしても手に入らないものも購入することができます。
例えば「住宅ローン」。
数千万円単位のマイホームを購入する現金は、一般の方はすぐに準備することはなかなか難しいでしょう。
それでも住宅ローンを利用することで、夢のマイホームを手にすることもできるのです。
マイナスのイメージとは逆に、わたしたちの生活に密接に関係してくるのも、またローンの特徴といえるでしょう。

さて、ローンを提供する先として真っ先に考えられるのが「銀行」です。
普段の生活でも利用する機会の多い銀行では、先の住宅ローンをはじめ様々なローンが準備されています。
店舗に入ると預金窓口の隣にローン専用窓口が設けられています。
店頭や街角には銀行ローンに関する多くのパンフレットを見かけることができます。
銀行の収益の元となるのがローンによる利息収入であることから、各行とも魅力ある商品を準備して、競争が激しくなっています。

競争の激化とともに、利用者にとってますます魅力が高まる銀行ローン。
そのメリットについては次のような項目を挙げることができるでしょう。
参考サイト・・・・今すぐにカードローン審査ガイド|今日中にお金が必要なあなた!
①金利が低い

銀行ローンの最大のメリットは「低金利」で利用できることでしょう。
民間の他の金融機関(消費者金融)などと比較すると、その金利の差は歴然です。
そもそも銀行は顧客から預金を預かり、そのお金をローンとして運用しています。
ローンを提供する資金の出所が他の金融機関とは異なるのです。
圧倒的な資金量を背景にして、低金利ローンを実現しているのが銀行ローンの大きな特徴です。

最近では「ネット銀行」のローンが非常に低金利であるとして人気が高まっています。
「ネット銀行」には基本的に有人店舗がありません。
店舗管理費や人件費を削減できる分、ローンについても低金利で提供することが可能になっています。

②高額融資が可能

豊富な資金量は、そのまま融資額の豊富さにつながっています。
銀行ローンでは、他の金融機関に比べて高額融資が可能になっています。
たくさん借りることができるということは、融資金の利用幅が広がるということです。
多彩な目的に安心して利用できる点も、銀行ローンの大きな魅力といえるでしょう。

メリットがあれば、逆にデメリットも存在するのが世の慣わしです。
銀行ローンのデメリットを知ることで、より上手に活用することができるでしょう。

①審査基準が厳しい

「銀行ローンで不合格だったけど、消費者金融では合格できた」
このような声はたくさん聞くことができます。
銀行ローンは、民間の他の金融機関に比較して審査基準が厳しい傾向にあります。

かつてバルブ経済が崩壊して以後、銀行は多額の不良債権問題に苦しみました。
多くの銀行がローン回収不能に陥り、経営状況を悪化させ、中には業務停止にまで追い込まれた先もありました。
その理由のひとつが「審査基準の甘さ」にあったといわれています。

いわゆる「担保主義」のもと、返済能力が少なくても土地や建物などを担保にして多額の貸付を行っていました。
それがバブル経済の崩壊により不動産価格が急降下、処分しても貸付金だけが残ってしまうという状況に陥ったのです。

現在不良債権問題は一段落していますが、銀行としては同じ過ちを繰り返すわけにはいきません。
そこで各行とも独自の審査システムを導入し、厳しい判断を行っているのです。

ただし審査基準が厳しいからといって、銀行ローンが利用しにくいというものではありません。
返済能力に問題ない方に対しては、むしろ積極的に融資を行っています。
厳しい審査を通り抜けることにより、事前に返済不能に陥るリスクを回避できるといえるでしょう。

②時間がかかることも

審査基準が厳しい点は、そのまま審査時間に繋がっています。
銀行ローンでは、申込から実際に融資を受けるまで時間がかかることもあります。
住宅ローンや事業性ローンなどの高額融資だけでなく、カードローンなどの無担保の小口融資でも結果が出るまで数日間を必要となる先が多くなっています。

カードローンについては、最近では各行とも「即日融資対応」を打ち出すようになっていますが、まだまだ全体的には普及していません。
消費者金融のほとんどの先が「即日融資」可能としていることを考えると、スピード面では劣っているといわざるを得ないでしょう。
急な出費などでは間に合わないケースもでてくるかもしれません。

メリットとデメリットをよく理解したうえで、銀行ローンを上手に活用するポイントを考えてみましょう。
生活上で便利に利用できるローンですが、使い方次第ではたいへんなことになる可能性もあります。

①利用する目的をはっきりさせる

ローンを利用する目的はどこにあるのでしょうか。
利用目的に応じて、多彩なローンを使いこなすことが大切です。
まずは「なぜお金が必要なのか」を考えてみましょう。
他の金融機関に比べて銀行ローンには、次のような商品ラインナップが充実しています。
目的の違いで、申し込むべきローンも異なってきます。

・住宅ローン

マイホーム・マンションを購入、一戸建てを建築するためのローンです。
リフォームや現在利用している住宅ローンの借り換えなどでも利用できます。

・マイカーローン(オートローン・自動車ローン)

自家用車を購入するためのローンです。
車検代や修理代などの維持費にも充てることができます。

・教育ローン

子供の進学資金のためのローンです。
入学資金や受験代にも活用できます。

・フリーローン(多目的ローン)

結婚資金、旅行費用、入院代などの様々な目的に活用できるローンです。

・カードローン

お金の使い道は、利用者の判断にゆだねられます。
ギャンブルなどの一部禁止事項を除いては、借入限度額の範囲内で自由に使うことができます。

・事業ローン

法人や個人事業主などの事業資金として利用するローンです。
運転資金・設備資金両方の資金重要に対応できます。

②返済計画をきちんと立てる

ローンを上手に利用するには、きちんとした返済計画は欠かせません。
まずは現状の収支の状況を正確に把握しましょう。

給料などの収入がいくらなのか。
生活費などの支出がいくらなのか。

基本的には「収入ー支出」の金額が返済に充てることのできる金額となります。
この範囲で返済できるような借入を検討しなければいけません。

「借りることで頭がいっぱい、返済までかんがえられない。」
「今は返済も厳しいが、将来出世して収入も増えるから大丈夫だろう」

このような甘い考えで銀行ローンを利用すると大変なことになります。
返済できなくなると、銀行側も貸したお金を回収するためにあらゆる手段を講じます。
威圧的な取り立ては法律で禁止されていますが、その分粛々と手続きが進んでいきます。
気がつけば手遅れになることもあるのです。

そのためにも借入前の返済計画は念密に立てるようにしましょう。
不安な方は、窓口の担当者に相談するとよいでしょう。
普段から利用する機会の多い銀行だからこそ、相談も安心して行うことができる。
この安心感こそ銀行ローンの最大のメリットといえるかもしれません。

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